初めての不動産売却の基本!売却のタイミングや心構え、不動産会社の選び方

戸建てやマンション、土地などの不動産を売りたいけれど、初めてで何をすればいいのかわからないとお悩みではありませんか?「売却に適したタイミングはいつ?」「どの不動産会社に依頼すればいいのかわからない」など、様々な疑問があると思います。
まずは不動産売却の基本知識として、売却のタイミングやよくある売却理由、不動産売却における心構え、不動産会社の選び方についてわかりやすく解説していきます。
初めて不動産を売却する方は、ぜひご一読ください。

不動産売却のタイミングは?価格が上昇中の今が売り時!

不動産売却で気になるのが、「今は売り時なのか」という売却のタイミングではないでしょうか。国土交通省が発表した「不動産価格指数」によると、ここ数年は戸建て・マンション・土地のいずれも価格が上昇傾向にあります。
戸建てや土地は新型コロナウイルスの影響で、2020年4~7月に一度価格が落ち込んだ後、コロナ禍以前よりも大幅に価格が上昇しています。また、マンションは2013年から価格が上昇しており、現在も右肩上がりに推移しています。
コロナ禍により一時は落ち込んだ不動産市場も、震災復興やオリンピック関連工事によって建設需要は高く、特にマンションの価格は急上昇しています。そのため、不動産の価格が上昇している今のタイミングで売却するのがベストです。

今後も不動産の価格は上昇していく見込みですが、将来の不動産価格は、社会情勢や予想外の出来事により変動する可能性もあります。また、不動産は築年数が経過するほど価格が下がる傾向にあり、特に戸建ての価格は築10年で購入時の5割、築20年を過ぎるとほぼ0になります。
不動産売却を考えているのであれば、できる限り早いタイミングで売却することをおすすめします。

戸建てやマンションのよくある売却理由は?

戸建てやマンションなどの不動産を売る理由は人それぞれですが、売却理由が物件の価格や買い手の見つかりやすさに影響を与える可能性があります。
不動産を売却する理由として、よく挙げられるものを見ていきましょう。

  • 家族構成が変わったため住み替えをしたい
  • 相続・資産整理のため
  • 転勤・転職のため
  • 離婚した
  • 住宅ローンの支払いが苦しくなった
  • 周辺環境の問題
  • 近隣にトラブルがある

特に多い売却理由は「家族構成の変化」や「相続」ですが、「住宅ローンの支払いが苦しい」「離婚」などの理由で不動産を手放す方も少なくありません。
購入希望者は、なぜ売主が家を売却するのか理由が気になるものです。重要な理由を伝えないと、売却後にトラブルに発展する場合がありますので、売却理由は正直に伝えることが望ましいです。

ネガティブな理由であっても、購入希望者への伝え方で印象を変えられる可能性もありますので、不動産会社の担当者に相談しましょう。きちんと理由を説明すれば買い手も納得し、早期の契約につながる可能性もあります。

後悔しない不動産売却のために必要な心構えとは?

不動産売却を成功させるには、いくつか必要な心構えがあります。後悔なく売却するためにも、身につけておきたい心構えについてご紹介します。

1.売却は急がない・焦らない

不動産売却において、余裕を持った計画を立てずに後悔する人も少なくありません。例えば「とにかく早く売りたい」と焦って安易に価格を下げてしまうと、損をする可能性があります。時間的・精神的にも余裕をもって不動産売却を進めることが大切です。

2.必要最低限の知識を身につける

不動産会社は不動産取引のプロですが、スムーズかつ納得のいく取引を行うには、全て不動産会社任せではなく、売主自ら積極的に不動産売却の知識を備えることが大切です。
物件の相場価格や取引の流れ、必要書類など、必要最低限の知識を身につけることでトラブルを防ぎ、納得のいく取引につながります。

3.売却する物件に自信を持つ

不動産売却において「売り出し価格を相場より低く設定してしまった」「値下げ交渉で譲歩しすぎてしまった」というケースもあります。
高すぎる価格設定は避けるべきですが、「古いから高く売れない」などと決めつけず、客観的な視点をもとに売却する不動産を評価しましょう。

売却の成功を左右する!不動産会社を選ぶポイント

優良な不動産会社選びができるかどうかで、戸建てやマンションの売れ行きは大きく変わります。売却の成功を左右する不動産会社は慎重に検討しましょう。
こちらでは、不動産会社を選ぶポイントについてご紹介します。

1.大手と地元密着型の不動産会社を比較して選ぶ

不動産会社は、大きく大手不動産会社と中小(地元密着型)の不動産会社に分けることができます。どちらにもメリット・デメリットがあるため、比較しながらご自身に合う会社を選ぶことが重要です。
それぞれの特徴を簡単に説明すると、以下のとおりです。

大手不動産会社と地元密着型の不動産会社の比較

種類 メリット デメリット
大手 ・宣伝力がある
・社内体制が整っている
・顧客情報が豊富
・担当者によってエリアの知見や情報量が異なる
・両手取引にこだわる場合もある
地元密着型 ・物件のあるエリアに精通している
・独自の物件や顧客の情報を持っている
・得意・不得意がある
・最新の情報に対応できない場合がある

2.物件のあるエリアを熟知している

物件のあるエリアの特性を理解している不動産会社かどうかは重要なポイントです。地域に根差しているからこそ、物件そのものだけではなく、購入希望者に対して物件エリアの魅力や周辺施設の利便性などもアピールできます。

3.売却実績が豊富

戸建てが得意な会社、マンションを得意とする会社など、不動産会社によって得意分野が異なります。ホームページなどで売却実績を確認し、どの物件の売却を得意としているかを判断する目安にしましょう。

4.担当者が親身に対応してくれる

売主の希望をしっかりと聞き、売主の利益を第一に親身になって動いてくれる担当者が理想です。
中には自社の利益を優先し、売却依頼を受けた物件の情報を市場に公開しない「囲い込み」と呼ばれる行為をする不動産会社があります。自社のみで不動産取引を完結させる「両手取引」により、不動産の売主と買主の両方から仲介手数料を受け取れるためです。
売主にとっては、より高く早く売れるチャンスを失ってしまうことになります。担当者が売主の利益を優先して対応してくれるかどうかを見極めましょう。

株式会社ジェイランドは、東京城南エリアで長年にわたって不動産取引に携わってきた実績があります。日本では珍しい不動産のエージェント制度を採用。「お客様目線」をコンセプトに、公正な情報開示でお客様の利益を第一に考えたご提案をお約束します。
不動産に関するご相談は無料ですので、お気軽にご利用ください。

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