地震の揺れを受け流す!伝統的な木造軸組工法

木造軸組住宅の模型

木造は、骨組みを木材で構成する建物の総称です。

木造軸組み工法は、日本古来の伝統的な家の建て方です。柱と梁の「軸」を組み合わせる工法で、在来工法ともいわれます。

昔は、建材として太い木を使用することで丈夫な建物を作っていました。戦後は、筋交い(ななめ材)を使用することで、太い木を使用しなくても丈夫な建物を造れるようになりました。

 その後、柱や梁の接合部に金物を使用することで、建物の強度をさらに高めることに成功しました。このように、従来の伝統的な工法から少しずつ形を変えて、現在の木造軸組工法の形が出来てきました。

 主要部材の柱の太さ、筋交い、壁量は建築基準法で定められています。また近年では、耐震性能を上げるため、接合金物・耐力壁などの改善も行われています。

木造住宅の魅力は、木の“しなり”を活かした免震性です。建築費用も比較的コントロールしやすいため、戸建て住宅ではもっとも多く採用されています。

木の温もりが伝わってくる呼吸する木材を使った在来工法の家は、今後も日本の住宅建築の主役と言えるでしょう。

 新耐震(昭和56年6月1日以降の建築確認申請)物件からは耐力壁を多く採用し、耐震強度も強い木造軸組み工法で耐震等級3など長期優良住宅の住宅も普及しております。

ひとくちに木造軸組工法といっても、建築会社によって仕様は異なります。いろいろな情報を見て聞いて、判断材料としてください。

構造の専門家のサイトも、あわせてご覧ください。

木造住宅なら耐震で十分である:構造の専門家がたどり着いた結論

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