2021年 最新の囲い込みについて

2021年不動産市況について 2020年から始まったコロナウイルス感染症を発症としたテレワークや自粛制限の影響からか、わたしの近くでも不動産購入を希望する方は数知れずいらっしゃいます。 そんな中、不動産流通機構に新着物件でお客様のご要望に近い物件が登録されましたので、某大手不動産会社にお問合せさせていただきました。 私:〇〇という物件はご紹介可能でしょうか? 大手担当F:はいご紹介中です。 私:お客様にご提案するので資料を頂けますでしょうか? 大手担当F:資料は作成中です。 私:承知しました。では資料が出来上がり次第頂きたいのですが、いつくらいに出来そうでしょうか? 大手担当F:わからないですね。作成中なので、 私:そうですか。承知しました。では、私の方で資料は集めますので、ご案内の可能なっていなど売主様にご確認頂きたいのですが、ご確認いただけますでしょうか? 大手担当F:確認はしますけど、売主様忙しい人で今週の土日も来週も内見の予約がいっぱいで平日は元々難しいです。 私:有難う御座います。では再来週で予約出来ますか? 大手担当F:来週以降の予約は受け付けてないです。また近くなったら連絡してください。 私:わかりました。ご検討いただいているお客様がいらっしゃいますので、もし、来週の週末などで内覧できるようであればご連絡頂きたいのですが、お願いできますか? 大手担当F:わかりました。その場合こちらから連絡します。 ~1週間後、レインズで申込無しを確認し再度大手担当Fへ連絡 私:担当Fさんはいらっしゃいますか? 大手担当F:はい。Fです。 私:先日確認させていただいた〇〇ですが、お客様がご覧になりたいとのことでご連絡差し上げました。ご紹介大丈夫でしょうか? 大手担当F:申込が一件入っています。 私:わかりました。有難う御座います。お客様のご希望で申込が入っていても一度内覧して購入を検討したいとご希望が御座いまして、2番手でも構いませんので一度内覧をお願いしたいのですが、売主様にご確認いただけますでしょうか? 大手担当F:無理ですね。売主様は出張でいらっしゃらないので今週来週は難しいです。 私:承知しました。では再度お客様に確認し、ご連絡差し上げますが、お客様が購入したいと仰っているのですが、購入申込は受け付けて頂けますか? 大手担当F:購入申込は内覧したお客様でないと受け付けていません。 私:そうですか。承知しました。 その後お客様に大手担当に直接ご連絡しないと購入の受付もしてもらえないとお伝えし、直接連絡していただきました。 結果、申込は無かったようでその週末に内覧して無事購入申込出来たとご連絡頂きました。 大手担当Fさんの両手取引の完成です。おめでとうございます。 囲い込みは、一部の営業担当者によるものと思われますが、以前は、不動産流通機構に登録しない、紹介中でも申込が入っているというのが中心でした。 最近の囲い込みは、業法違反にならないように不動産流通機構レインズなどには掲載し、仲介業者が問合せした際に、物件資料作成中、担当が忙しい、案内は予約がいっぱいで難しい等、物件自体を見せない、紹介させないに変わってきています。 1ヶ月経っても案内の予約も受け付けていないのが実情です。 こちらの内容は一部の営業担当者や支店単位で行っている経験談となります。全ての営業担当者が行っている行為ではないと考えております。) 上記の最近の囲い込みは、結果的に自社に問い合わせがあったお客様以外は見れない。紹介させない。となり両手取引以外は契約しないという。考えかと思われます。 売却の媒介契約は、囲い込みや売主の利益を搾取する行為を無くすため、不動産流通機構への登録や公正に他業者への紹介する決まりとなっていますが、案内が出来ない、売主から取得した資料の開示もしない状況では、公正な取引にはなりません。 自己利益の為に、売主様は購入希望者の声を幅広く集めたいのに不動産業者が自己利益の為に利益搾取し、自信の成績の為、お金の為にここまでやるのはおかしいと思いますが、皆さんはいかがお考えでしょうか? 不思議なことに、中小不動産会社が売却の媒介契約でレインズ等に紹介している物件ではこのようなことがかなりの確率で無いのが不思議です。 勿論、当社も行っていません。購入申込が入っている場合でも2番手の受付も致します。 営業所や支店単位で行っている業者もあるようです。 以前、電話越しで保留にするのを忘れたのか? 大手A女性社員「どうします。」 大手A男性社員「引っ張って買取させるから、契約前って言っておいて」と聞こえたこともあります。 私たちが従事している不動産業界は、まだまだ悪徳業者や透明性に欠ける人格者が多いようです。不動産の公正な取引を成立させるには、一部の悪徳不動産担当者により信用を失っているのかと思います。 昨今はインターネットも普及し、情報が手のひらのスマホでも簡単に確認出来ます。 媒介を任せることで、安心して実際は買取業者に安く買取に流れている事例は大多数。 空地はほとんど買取業者が安く買って利益を載せて再販売 不動産仲介の意味がないですよね。 売却を希望しているお客様が公正な情報提供で、良い買主さんと出会えることを願っています。 相談から始めるエージェント制不動産会社 東急エリアの住宅の売却・購入はお任せください。 株式会社ジェイランド 東京都目黒区鷹番3-6-3 ケンジントン第一ビル2階3階