目黒通りが川崎に延伸、(仮称)等々力大橋の現況

2025年開通予定で着々と工事が進んでおります。
二子玉川から約5キロ下流に設置される(仮称)等々力大橋は、物流や人の流れ渋滞緩和が期待されています。

東京都側については昨年11月から工事が始まり、現在は低水部護岸と橋脚基礎を施工中であり、その後、橋脚躯体工事が行われ令和5年7月の完成を予定しております。

 目黒通りが川崎市内に入ったあとは、西下橋交差点から都市計画道路「宮内新横浜線」に接続。そこから子母口まで4車線道路が開通済みです。  
 名前のとおり最終的には新横浜駅へ直結する計画で、全通すれば都心~新横浜が4車線道路で直結されることとなります。子母口から先は、蟹ヶ谷周辺の未事業化区間を挟み、高田駅~新横浜駅が4車線開通済みです。  
 多摩川の現場では、川崎側の橋台と橋脚が2022年夏に完成。東京側の橋脚も、約半分ほどの高さまでコンクリートが打ちあがっています。このあと河道内にもう1本橋脚を立てて、橋桁部分の工事へ移行します。橋の長さは約390m、鋼製の箱桁を主塔からケーブルで支える形式です。
 まずは東京側で堤防脇の「多摩堤通り」を、川崎側で「多摩沿線道路」をそれぞれかさ上げし、等々力大橋に平面接続する形で先行開通。用地取得の進捗に応じて、その先の西下橋方面へ伸ばしていくとしています。
 東京都側の多摩堤通りの用地買収では、まだ3割程度しか地域の方には協力頂けていないとのお話もありますので、多摩堤通りの利便性が確保されるのには、まだまだ時間がかかりそうです。

 (仮称)等々力大橋の完成まで約2年、都市計画は計画から実施、完成まで地域の方の協力などが不可欠な事業です。
 最近目黒通り沿いのマンションでも、道路計画が昭和40年代に計画され周辺の工事が進められていても一部の地権者により進んでいないエリアが御座いました。
一部の地権者の私欲や利益の為に、公共事業が進まず、利便性の悪い地域も御座います。
 地価上昇の激しかった高度成長期やバブル期にも、地上、専有という反社会的勢力の様な強欲な方の影響もあり、無駄な税金が投入された時期も御座います。
 社会の利便性や安全、将来の為にも地域の方にはご協力いただき、道路整備などご協力を賜りたいものです。

 不動産業者として、様々な方にお会いしてお話する機会を頂きますが、都市計画は人々の生活に欠かせない社会問題の解決策として、または社会のインフラ事業として計画されます。
 そんな都市計画を自己中心的な考えで一般のお客様に高額で購入させようと目論んだりする悪い不動産業者や境界確定を拒否する隣地住民、理由はともあれ世の中の常識が通用しない無法者も今でもいらっしゃいます。
 資本(お金)が全ての目安となっている現代では仕方のないことですが、社会をよくする計画に対して、騙そうとするものやお金を請求するものなど、地権者としての権利を逆手に暴利を振るうなどあってはなりません。

 皆様は社会をよりよくするために協力出来ますか?それとも出来ないですか?

 (仮称)等々力大橋も計画から長年かけてやっと橋梁の工事に取り掛かりましたが、社会をよくするために行っている都市計画が住民の皆様のご協力で、一日でも早く完了し、将来の子供たちの為にもより良い社会が形成されればと独り言ですが、考えております。

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