住宅を取得する手段としては3つの取得手段があります。
1、買う
2、建てる
3、借りる
どれが一番良い方法ということは、お客様により異なりますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
賃貸の場合、買う建てる以外の選択肢で、単身者や転勤や移住が必要な方が優先して選択する項目かと思われますが、東京などでは単身者の方でも購入する方は増えております。
買う、建てるという手段である、購入することに関しては、ご結婚やお子様の進学に合わせて検討する方が多いのが現実です。
さてそれでは、今回は購入する(買う・建てる)についてメリット・デメリットを考えてみましょう♪
住宅建築・取得の方法
住宅の取得手段には次のようなものがあります。
1、建売住宅
2、売建住宅(建築条件付き土地)
3、注文住宅
4、建築家住宅
5、リフォームリノベーション(中古住宅・中古マンション)
6、新築マンション
1、建売住宅
不動産会社や建築業者などのパワービルダーなどが土地を購入し建物を建てて販売する住宅のこと。プランが確定しているので住む人が家に合わせて住むことなります。
メリット
・出来上がりのイメージがしやすい
・規格化されている仕様でコスト削減されている
・金額が確定しているので資金計画がしやすい。
デメリット
・建築業者があらかじめ決められている。
・間取り変更など設計の枠内で決まっているため、仕様変更以外の要望は難しい。
2、売建住宅(建築条件付き土地)
開発業者(デベロッパー)が宅地を分譲する際、同時に宅地の購入者がその宅地に建設する住宅を分譲事業者に発注する方法で建てられる住宅のこと。
メリット
・購入者は間取りや設備などの仕様について、決めれらた大枠の中から自由に選択できる。
・土地が確定しており、プランや設備仕様もある程度枠が決まっているので総額を確定しやすく資金計画が立てやすい。
・工事中の現場を見られるため、構造体や壁の内部などのチェックも出来る。
デメリット
・建築業者が決まっている。
・設計など建築会社の枠内での選択になる為、完全に自由ではない。
3、注文住宅
住宅購入者があらかじめ取得した土地に、ハウスメーカーはじめ建築士や施工業者が、設計・建設する住宅。
メリット
・好きな土地に自由に企画・設計ができるので、住宅取得者のこだわりの住宅を実現できる。
・土地の選択から建物の外観・内装デザイン、さらには設備に至るまで、幅広い価格帯、種類の中から選択が出来る。
デメリット
・ゼロからの家づくりになる為、企画・設計など打合せにも時間がかかり、実際の入居まで時間がかかる。(約3ヶ月から1年)
・資金計画が立てづらく、こだわりが過ぎると、予算オーバーになりやすい。
(注文住宅の場合、本体価格、付帯工事費用、諸費用などが掛かるので、初めにご自身の予算を決めて購入希望エリアの土地などを選定し、予算組を行いハウスメーカーを選ぶ選択が重要!)
※住宅を決めてから土地を探すと都内の場合は特に土地の価格が高額なので予算オーバーになりやすく、建築のオプションなどを削る選択しかなくなる可能性が御座います。
4、建築家住宅
建築士や設計事務所と建てる注文住宅の一種、ハウスメーカーなどと違い独特な意匠性をもつ住宅や匠の造りなど、最近テレビなどの影響もあり人気のある住宅
メリット
・予算にもよるが、住宅購入者のイメージを全て叶えることが可能
デメリット
・ゼロからの家づくりになる為、企画・設計・工事などに時間が掛かり、実際の入居までの期間が長い。
・資金計画が立てづらくスケジュールもずれやすい。
5、リフォーム・リノベーション(中古住宅・中古マンション)
中古住宅や中古マンションを取得して、改修・改装し、自分たちのスタイルに合わせて家づくりをする方法です。
※リフォームとは修繕になり今ある設備や内装・外装をきれいにするイメージ
※リノベーションとは既存の建物に新たな価値を持たせるための改修になり、全面的な工事を伴う。
メリット
・新築より割安になることが多い
・リフォーム工事費用も住宅ローンに組み込んでローンが組める。(金融機関により異なります。詳細はご相談ください。)
デメリット
・既存住宅を前提としているので、間取り変更など好みのイメージを完全に実現することが難しい。
・マンションの場合、管理組合などの制約がある、共用部分にあたるサッシや玄関ドアなどは勝手に改装出来ない。
6、新築マンション
マンションのモデルルームを見学して、申込・契約をし、完成した後に事前内覧会等で物件をチェックして引渡しを受ける。
メリット
・戸建住宅よりも立地が良い場合が多い
・戸建より割安な傾向にある
デメリット
・住宅ローン以外に管理費、修繕積立金、駐車場などの費用が別途かかる。
・管理組合の運営、隣人問題、階下等マンション特有の問題がある。
まとめ
いかがでしょうか?
それぞれメリット・デメリットがございます。
マンションを購入するにしても、戸建を建てるにしても、一度しっかりと計画を経てることが大切になります。
一部の不動産会社やハウスメーカーなどは、売ることに一生懸命でお客様の予算組を無視して、買ったは良いがその後の支払いまで考えていない営業マンがいることも事実です。
一生に何度もない、住宅購入の判断はこんなはずではでは済みません。
よろしければ、購入物件の検討前に資金計画や建築費用の比較など、住宅建築コーディネーター在籍のジェイランドが提供する、東京の住宅購入無料相談を是非ご活用ください。