公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2021 年2月度の不動産流通市場動向が発表されました。以下、首都圏エリアの中古マンション地域別成約㎡単価の部分を抜粋しました。詳細は下記リンクをご覧ください。
○東京都
2 月の東京都区部は85.30 万円/㎡と前年比で8.2%上昇し、10 ヶ月連続で前年同月を上回った。多摩は42.80 万円/㎡と前年比で1.1%下落し、1 月に続いて前年同月を下回った。
○神奈川県
2 月の横浜・川崎市は52.03 万円/㎡と前年比で7.3%上昇し、9 ヶ月連続で前年同月を上回った。神奈川県他は33.93 万円/㎡と前年比で4.1%上昇し、3 ヶ月連続で前年同月を上回った。
○埼玉県・千葉県
2 月の埼玉県は33.94 万円/㎡と前年比で2.3%上昇し、9 ヶ月連続で前年同月を上回った。千葉県は31.57万円/㎡で前年比プラス10.4%の2 ケタ上昇となり、7 ヶ月連続で前年同月を上回った。
◆公益財団法人東日本不動産流通機構
『月例報告 Market Watch サマリーレポート 2021年2月度』
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202102_summary.pdf
実際現場で売買仲介している立場でも実感がある内容となっております。
購入希望者が多い為、販売在庫の無い買取業者などは、最近では高額の買取金額を提示するようになりました。売却物件の価格が上がる為、今後人気のエリアでは更に土地や中古物件等価格の上昇の懸念が御座います。
特に注目しているのが、中古戸建など人気の東京の都区部は上昇率18.2%と高い傾向にあるのにかかわらず、千葉や神奈川の横浜・川崎エリアが横ばいや下落している点です。
これは昨今の地震や大雨など温暖化の影響が検討材料に入っており、内陸部の方が人気が出ている可能性があります。※埼玉県は12.4%上昇しております。
東京の多摩地区も上昇はしていますが、3.4%と周辺と比べると少ない上昇率です。
バブル期には都区部の地価が上昇し、多摩地区や横浜エリアに多数の住宅街が整形されましたが、コロナ禍でも都区部に居住したい方が多いことが見受けられます。
多摩地区や横浜エリアに関しては、当時分譲された住宅街でご自宅を購入した団塊の世代の方々がご高齢となり、空家も多数見受けられる現状があり、将来にわたり人口減少の日本社会で地方都市まではいきませんが、首都圏のベッドタウンでも空家が多くなり資産価値は下落する可能性があるとは考えています。※こちらは私見となりますのでご了承ください。
皆さんはどうお考えでしょうか?
当社のある東急東横線の高級住宅街は、価格が高額なエリアにも関わらず、購入希望者が多数で売り物が無い状況です。
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